子猫の頃から使っているトイレが、成長した猫には少し窮屈そう。でも、ケージ内に置きやすいコンパクトさも捨てがたい。そんな理由から、デオトイレのハーフカバーを追加しました。
もともと使っていたのは「らくらくシンプル」2台です。約4.8kgの猫が縁に前足を乗せ、上半身を外へ出して排泄する姿を見て、もう少しゆとりのあるトイレも用意したいと考えました。
現在は猫2匹に対して、らくらくシンプル2台とハーフカバー1台を使っています。
両方を使うと、猫の収まり方だけでなく、砂の飛び散りやシート交換にも違いがありました。一方で、ケージ内での扱いやすさは、らくらくシンプルの良さとして残っています。
この記事では、成長に合わせてトイレの追加や買い替えを考えている方へ、両方を使って分かった違いと、我が家ならどう使い分けるかを紹介します。
30秒で結論|我が家ならケージ内はシンプルを残し、外にはハーフカバーを選ぶ
成長した猫のためにハーフカバーを追加しましたが、らくらくシンプルにもケージ内で扱いやすい良さがありました。
今3台を選び直すなら「ケージ内にらくらくシンプル1台+ケージ外にハーフカバー2台」を選びます。実際に使って感じた違いを、以下の表にまとめました。
| 比較項目 | らくらくシンプル | ハーフカバー |
|---|---|---|
| 外寸 | 約45×35×15cm | 約42×54×26cm |
| シート交換 | △ 本体上部を持ち上げる | ◎ 引き出し式 |
| 砂の飛び散り | △ やや出やすい | ◎ 明らかに少ない |
| ウンチの取りやすさ | ◎ 全方向から取りやすい | ○ 高い壁側は少し取りにくい |
| 丸洗い | ◎ パーツが少なく簡単 | ○ パーツは増えるが許容範囲 |
| ニオイ | ○ 特に不満なし | ○ 大きな違いは感じない |
| ケージ内 | ◎ 使いやすい | △ 奥行きが大きい |
| 成長後の広さ | △ 4.8kgの猫では窮屈そうなことあり | ◎ よりゆとりを感じる |
| わが家なら | ケージ内に1台 | ケージ外に2台 |
※サイズ・構造はメーカー公式仕様。使用感については、わが家の猫2匹で実際に使った際の感想です。


ハーフカバーは周囲の壁がかなり高くなっています。上から見ると、ハーフカバーの方が奥行きのある形状なのが分かります。
ハーフカバーを追加して良かったのは、猫の収まり方にゆとりを感じることに加え、砂の飛び散りとシート交換の手間が減ったことです。
一方、ケージ内では、本体の出し入れや周囲の掃除まで含めて、らくらくシンプルのコンパクトさが役立っています。全部を同じタイプにそろえるより、置き場所に合わせて使い分けたいと感じました。
結論だけ知りたい方はここまででOKです。詳しく知りたい方は続きをご覧ください。
なぜ2種類のデオトイレを使っているのか
猫たちを迎えた当初は、らくらくシンプルを2台用意しました。ケージ内にも置きやすく、保護団体の方からも扱いやすいと言われたためです。
成長するにつれ、約4.8kgの猫が縁に前足を乗せ、上半身を外へ出して排泄する場面が気になるようになりました。
そこで、3台目として選んだのがハーフカバーです。8月9日に購入し、ケージ外に追加しました。
現在は、らくらくシンプル2台とハーフカバー1台を併用しています。コンパクトなトイレを残しながら、奥行きのあるトイレも選べるようにした形です。
らくらくシンプル|コンパクトでケージ内に置きやすい
らくらくシンプルの一番のメリットは、コンパクトで構造がシンプルなことです。
わが家では3段ケージの1段目をトイレスペースにしています。
この限られたスペースでは、奥行きの短いらくらくシンプルが使いやすく、本体の出し入れや周囲の掃除もしやすいです。


右:3段ケージの1段目にらくらくシンプルを設置。周囲にある程度の余裕も残せています。
良かった点|パーツが少なく丸洗いしやすい
らくらくシンプルは構造が単純で、パーツはハーフサイズが4点に比べ、らくらくシンプルは2点と少ないです。
わが家ではおおむね月1回、猫砂を全交換するタイミングでトイレ本体も水洗いしていますが、分解・洗浄・組み立てが簡単です。
日常的な手入れだけでなく、丸洗いのしやすさを重視する人にはメリットがあります。
良かった点|全方向から掃除しやすい
周囲の壁が低いため、どの方向からでもスコップを入れやすいです。
ウンチの位置を気にせず手を伸ばせるので、掃除の自由度はハーフカバーより高いと感じています。
気になった点|猫砂が飛び散りやすい
らくらくシンプルでは、猫が砂をかいたときやトイレから出るときに、周囲へ砂が出ることがあります。
ハーフカバーを追加してからは、らくらくシンプルの周囲で砂を拾うことの方が多いと感じています。
どちらも純正小粒とラクラクサンドを目分量で半々程度に混ぜています。ただし、設置場所や使われる回数は同じではなく、飛び散った粒数を数えて比較したわけではありません。日々の掃除で感じた違いです。
気になった点|成長後、縁に前足を乗せて排泄する姿が気になった
我が家の猫は、記事作成時点で約4.8kgと約4.4kgです。
約4.4kgの猫では特に気になりませんが、約4.8kgの猫は、らくらくシンプルで排泄するときに縁へ前足を乗せ、上半身を外に出して下半身だけを中に入れることがあります。
この姿勢だけで、トイレが狭いと断定はできません。ただ、子猫の頃より体が大きくなった姿を見て、もう少しゆとりのあるトイレも用意したいと考えました。
これは「4.8kgになったら使えない」という意味ではありません。体重の数字だけでなく、実際の収まり方や排泄時の姿勢を見て判断しました。
ハーフカバー|砂の飛び散りとシート交換が特に良かった
ハーフカバーを実際に使って特に良かったのが、
- 砂の飛び散りが少ない
- シート交換が楽
- 成長した猫にもゆとりを感じる
という3点です。

良かった点|床に出る砂が少なく、掃除する範囲も絞りやすい
ハーフカバーの方が、らくらくシンプルより床に出る砂が少ないと感じています。
砂をかくときに周囲の壁が受け止めているように見え、落ちた砂も入口側で見かけることが多くなりました。掃除する範囲を絞りやすい点も助かっています。
ただし、設置場所や使われる回数が異なるため、本体の形だけによる差とは言い切れません。同じ配合の猫砂で両方を使い、普段の掃除で感じた違いです。


右:ハーフカバー周辺。実使用では、らくらくシンプルより外へ出る砂が少ないと感じています。
良かった点|引き出し式のシート交換が楽
日常的な使い勝手で特に便利なのが、シート用の引き出しです。
らくらくシンプルでは、猫砂が入った上側のケースを持ち上げてシートを交換します。
わが家では、ごくまれに排尿直後と交換のタイミングが近かったためか、本体を動かした際に尿が床へ少し垂れたこともありました。
ハーフカバーなら、
引き出す
↓
シートを交換する
↓
戻す
だけで済みます。
猫砂が入った部分を動かさなくてよいので、実際に使うと思っていた以上に便利でした。


右:ハーフカバーはシート用トレーを本体から引き出して交換できます。
良かった点|成長した猫にもゆとりを感じる
ハーフカバーを追加して、特に約4.8kgの猫は、らくらくシンプルを使っているときより体の収まりにゆとりがあるように感じました。
2匹とも導入後すぐに使い始め、今のところ嫌がる様子はありません。
飼い主から見て、成長した体に合わせた選択肢を増やせたことが、追加して良かった点です。
気になった点|設置スペースが必要
ハーフカバーは奥行きが約54cmあるため、らくらくシンプルより設置場所を取ります。
わが家のケージ1段目では、本体を置くだけでなく出し入れや周囲の掃除まで考えると窮屈です。
そのため、ケージ外のスペースに余裕がある場所で使っています。
気になった点|高い壁側は掃除しにくいことがある
ハーフカバーは壁に高さがあるため、ウンチの位置や設置方向によってはスコップを入れにくく感じることがあります。
ただし、トイレの向きを工夫すれば大きな問題にはなっていません。
丸洗いについても、らくらくシンプルよりパーツは増えますが、月1回程度の洗浄ではわが家では十分許容範囲です。
ニオイはどちらも大きな違いを感じない
らくらくシンプルとハーフカバーで、ニオイの明確な違いは感じていません。
両方に同じ猫砂とシートを使っており、猫砂は純正小粒とラクラクサンドを目分量で半々程度に混ぜています。
ハーフカバーにしたことでニオイがこもった印象も、反対に大きく改善した印象もありません。そのため選び分けは、ニオイよりも設置場所・猫の収まり方・掃除やシート交換のしやすさが中心になっています。
2匹はどちらを使っている?
現在はらくらくシンプル2台、ハーフカバー1台を設置しています。
2匹ともハーフカバーを嫌がる様子はなく、導入後比較的すぐに使い始めました。
便はハーフカバーでしていることが少し多いような印象もありますが、排泄回数を記録して比較したわけではありません。
そのため、「猫はハーフカバーの方が好き」とまでは判断していません。
わが家では、2匹とも違う形のトイレを特に抵抗なく使っているという評価です。
どんな人にどちらが向いていそう?
らくらくシンプルが向いていそう
- ケージ内に設置したい
- できるだけ省スペースにしたい
- パーツが少ない方がいい
- 全方向から掃除しやすい方がいい
ハーフカバーが向いていそう
- ケージ外など、本体とシート用トレーを出し入れできるスペースがある
- 今のコンパクトなトイレでは、猫の収まり方が気になっている
- 猫砂が入った上部を持ち上げずに、シートを交換したい
- 周囲の壁が高いタイプで、砂の飛び散りがどう変わるか試したい
子猫から使うなら?
子猫の頃かららくらくシンプルを使い、成長してからハーフカバーを追加しました。小さな子猫が最初からハーフカバーを使えるかは、実体験では確認していません。
らくらくシンプルはケージ内で扱いやすく、2匹は子猫期から使えていました。
今から同じように猫を迎えるなら、ケージ内にはらくらくシンプルを用意し、その後の体格や排泄時の姿勢を見ながら、ケージ外に置くトイレを検討すると思います。
まとめ|今3台を選び直すなら「シンプル1+ハーフ2」
猫の成長をきっかけにハーフカバーを追加しましたが、らくらくシンプルにも、ケージ内で扱いやすい良さが残りました。
ハーフカバーでは、成長した猫の収まり方にゆとりを感じ、砂を拾う手間やシート交換も楽になりました。一方、らくらくシンプルは、本体の出し入れや丸洗いのしやすさが助かっています。
現在はらくらくシンプル2台とハーフカバー1台ですが、今3台を選び直すなら「ケージ内にらくらくシンプル1台+ケージ外にハーフカバー2台」を選びます。
今のトイレが少し窮屈そうでも、全部を買い替えるとは限りません。使い慣れたトイレを残しながら、成長した猫が使える選択肢を増やす方法が合っていました。
関連記事|デオトイレで使っている猫砂について
ここまでトイレ本体の違いを比較しましたが、実際に使っていくうえでは猫砂の使いやすさや維持費も気になるポイントです。
わが家では、らくらくシンプルとハーフカバーの両方に、デオトイレ純正小粒とラクラクサンドを混ぜて使っています。
実際に2匹・3台で使って分かった、砂の飛び散り・ニオイ・使い勝手・コストについては、別の記事で詳しくまとめています。



